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No.04

妖狐

YOKO

妖狐
ドット絵作品:@yokaipixel
『画図百鬼夜行』より「狐火」
参考:昔の絵鳥山石燕(1776)
『画図百鬼夜行』より「狐火」
パブリックドメイン(Wikimedia Commons)
よみ
YOKO
ぶんるい
獣の怪
でるところ
社の森・月夜の野原
伝承地
  • 大阪府 — 葛の葉の伝説が残る信太の森(和泉市)

◆ でんしょう

狐は歳を重ねるごとに神通力を増し、やがて尾が分かれて九尾になるといわれます。人を化かす野狐もいれば、お稲荷さまに仕えて五穀豊穣を守る善き狐も。白い狐はとりわけ縁起がよいとされてきました。

有名なのは「葛の葉」の物語。命を助けられた白狐が恩返しに人の妻となり、子をもうけますが、ある日うっかり正体を見られてしまう。「恋しくば 尋ね来て見よ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」と障子に書き残して森へ帰った狐の、その子こそが、のちの大陰陽師・安倍晴明なのだとか。化かすだけじゃない、義理堅くて涙もろいのが日本の狐です。