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No.040

すねこすり

SUNEKOSURI

すねこすり
ドット絵ピクセル妖怪 描きおろし
よみ
SUNEKOSURI
ぶんるい
道の怪
でるところ
雨の夜の道
伝承地
  • 岡山県 — 岡山県に伝わる妖怪として知られています

◆ でんしょう

岡山県に伝わる妖怪。雨の降る夜、ひとりで道を歩いていると、何かが足もとにすり寄ってきて、すねとすねのあいだをこすりながら通り抜けていく――それがすねこすりだといわれています。姿は犬のようだと語られますが、なにしろ暗い雨の夜のこと。正体をじっくり確かめられた人は、そう多くなかったのかもしれません。

すねこすりにまとわりつかれると、足がもつれて歩きにくくなるといわれます。けれども、かみついたり人を傷つけたりする話は、あまり聞かれません。ぬれた足もとを、ふいにやわらかいものがかすめていく。そのぞくっとする感じとくすぐったさを、そのまま名前にしたような、どこか憎めない妖怪です。

◆ この妖怪のよみもの

すねこすり — 雨の夜、足もとをかすめるもの岡山県に伝わるすねこすりは、雨の夜に人の足もとをこすって通るだけの妖怪。こわいことはほとんどしないのに、なぜ名前がつき、語りつがれてきたのでしょう。ぬりかべやべとべとさんなど夜道の妖怪と並べて、ゆるりと考えます。