No.08
なまはげ
NAMAHAGE

◆ でんしょう
大晦日の夜、秋田・男鹿半島の家々に「泣く子はいねがー、怠け者はいねがー」と恐ろしい面の何者かがやって来ます。子どもは泣き叫び、家の主人は酒と料理でていねいにもてなす——それが、なまはげです。
鬼のような見た目ですが、正体は年の変わり目に幸せを運んでくる神さま。囲炉裏にあたってばかりいると手足にできる火斑(なもみ)を剥ぎに来る、「なもみ剥ぎ」が名前の由来です。つまり怠けていた証拠を剥がしに来る。2018年には「来訪神:仮面・仮装の神々」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録された、世界が認めた神さまです。