No.038
天邪鬼
AMANOJAKU


「あまんじゃく(天邪鬼)」
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◆ でんしょう
人の心の中をのぞきこみ、相手が思っていることのわざと反対をしてみせる、ひねくれ者の小鬼です。右へ行ってほしいと思えば左へ、そばにいてほしいと願えば遠ざかる。人の気持ちを見抜く力があるのに、それをまっすぐには使わない。昔話では人をだます敵役として、お寺では仏さまの像の足もとで踏まれている小鬼として、いろいろな場所に顔を出します。
名前のもとには、日本の神話に出てくる天探女(あまのさぐめ)という神さまがいる、という説がよく知られています。「探る」という名のとおり人の心を探る力をもち、天から遣わされた雉の鳴き声を聞いて「不吉な鳥だから射てしまいなさい」とそそのかした、と語られる神です。心を見抜き、ひねくれた言葉で人を動かす。その姿が、のちの天邪鬼に重なっていったといわれています。