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No.024

化け狸

BAKEDANUKI

化け狸
ドット絵ピクセル妖怪 描きおろし
『画図百鬼夜行』より「狸」
参考:昔の絵鳥山石燕(1776)
『画図百鬼夜行』より「狸」
パブリックドメイン(Wikimedia Commons)
よみ
BAKEDANUKI
ぶんるい
獣の怪
でるところ
山里・寺・村はずれ
伝承地
  • 徳島県 — 阿波の狸合戦の主役・金長狸の話が、小松島に伝わっています

◆ でんしょう

狐とならぶ、日本の化け上手。年を経た狸は不思議な力を身につけ、人や道具、ときには立派な屋敷にまで化けて人を化かすといわれています。化けるときに頭へ木の葉をのせる姿は、昔話や絵でおなじみです。月夜にぽんぽこと腹鼓を打つ、という話も各地に残っています。

ただ、狸の化かし方はどこか間が抜けていて、しっぽを出して見破られたり、かえって人にやりこめられたりもします。神さまのお使いとして畏れられることの多い狐にくらべ、狸は憎めないご近所さんのように語られてきました。四国はとくに狸の話が多い土地で、あちこちに名のある親分狸がいたと伝わります。

◆ この妖怪のよみもの

阿波の狸合戦 — 金長狸と六右衛門狸、徳島に伝わる狸たちの大いくさ江戸時代の終わりごろ、阿波(いまの徳島)で狸たちが二手に分かれて大合戦をした――そんな話が伝わっています。主役は小松島の金長狸。恩返し、修行、婿入り話から合戦まで、化けくらべの名人たちとあわせて紹介します。