No.07
座敷童子
ZASHIKI-WARASHI

◆ でんしょう
岩手県を中心に伝わる、おかっぱ頭の子どもの姿をした家の守り神。住み着いた家は栄え、出て行かれた家は傾くといわれます。夜中にかすかな足音を立てたり、寝ている人の枕をひっくり返したり、糸車を回す音をさせたり。いたずらはしても、悪さはしません。
姿を見ることができるのは、たいてい子どもだけ。大人には気配しかわかりません。柳田國男の『遠野物語』にも登場し、今でも岩手には「座敷童子の出る宿」として知られる旅館があるほど。会えたら幸運のおすそ分け。日本でいちばん歓迎されている妖怪かもしれません。